エックスサーバーのSMTP認証(SMTP AUTH)は国外から不正メール送信を防ぐため「SMTP認証の国外アクセス制限」という機能があります。
GOOGLEやAWS(Amazon Web Services)はその制限対象外で設定していても国内SMTPと同様に扱われていました。
本日、エックスサーバーはAWSの国外リージョンからのSMTP接続で制限の対象にすると発表しました。
実施日は4月9日です。
この度エックスサーバーでは
SMTP認証(SMTP AUTH)による不正なメール送信を防止する目的で設けている
「SMTP認証の国外アクセス制限」機能において、セキュリティ対策強化のため、
これまでは制限対象外としていたAmazon Web Services(以下AWS)の
国外リージョンからの接続を制限対象に追加いたします。なお、AWSの国外リージョンを使用し、同サービス内から
当社メールサーバーにSMTP認証による接続を行われている場合を除き、
この度の制限対象の追加によるお客様への影響はございません。———————————————————————-
■実施日
2018年4月9日(月)■対象サービス
レンタルサーバー 全プラン■対象機能
SMTP認証の国外アクセス制限■追加する制限対象
これまでは制限対象外としていたAWSの国外リージョンを制限対象に追加■制限対象外のホスト名
以下のホスト名については、国外のIPアドレスであっても、
「SMTP認証の国外アクセス制限」の制限対象外です。【これまでの制限対象外ホスト名】
amazonaws.com
google.com
outlook.com,hotmail.com【変更後の制限対象外ホスト名】
ap-northeast-1.amazonaws.com(※)
ap-northeast-1.compute.amazonaws.com(※)
ap-northeast-3.amazonaws.com(※)
ap-northeast-3.compute.amazonaws.com(※)
google.com
outlook.com,hotmail.com※AWSの国内リージョンに割り当てられるホスト名です。
AWSの国内リージョンから当社メールサーバーへの
SMTP認証による接続については、国外のIPアドレスであっても、
「SMTP認証の国外アクセス制限」の制限対象外とします。
国外のAWSからSMTP接続している場合は注意が必要です。
国内リージョンはいままでどおりです。
4月9日以降に国外リージョンに接続する場合は
コントロールパネルの「SMTP認証の国外アクセス制限設定」から
SMTP認証の国外アクセス制限設定の状態をOFFにしましょう。
GOOGLEやoutlookなどの制限はいまのところありません。