Chrome リモートデスクトップは、GOOGLEのアカウントを取得し、アプリをインストールすることができれば、簡単にリモート、外部から画面を操作する事ができるので、大変便利です。
しかも、他のリモートアプリケーションに比べ、設定が簡単で、操作できるPCのOSも、Windows、Mac、UbuntuなどのLinuxに対応しています。
リモートで操作を行えるのは、PCはもちろんの事、Android、iphoneなどのスマートフォン、ipadのようにアプリが対応していればタブレットでもPCの画面を遠隔操作できます。
簡単に操作できるChrome リモートデスクトップですが、接続できない相談をよくうけます。
設定変更で接続できるようになった変更方法などを記載致します。
Chrome リモートデスクトップに接続できない場合
Chrome リモートデスクトップは、通常手順どおりに設定すれば、簡単にPCの遠隔操作を行えますが、たまに接続できないケースにあいます。
もし、アプリが正常にインストールされている場合は、
アプリを起動後、Chrome リモートデスクトップにGoogleアカウントでログイン、Chrome リモートデスクトップが承認できているか確認してください。
次に、アプリを有効にでき、PINも設定できる場合に接続できない場合は、PC側で接続をブロックしている場合があります。
ウイルスソフトを一時的に停止してみる
Chromeリモートデスクトップのヘルプページに、記載されていますが、Chromeリモートデスクトップは、443番(HTTPS)と5222番(XMPP)のポートが解放されていなくてはなりません。
443番のポートは通常は解放されています。
しかし、ウイルス対策ソフト、セキュリティソフトがPCに入っている場合は、一時的に機能を停止するか、一旦停止して試してみてください。
ルーターで制限している場合
もし、無線ルーターなどのファイアーウォールで、443番ポートを制限している場合は、こちらも解放して接続できるか確認してみましょう。
※5222番は、通常解放してあるかと思いますが、企業などではわかりません。担当の方に確認してください。
リモートのパソコンが接続リクエストに応答しませんと表示される場合
パソコン側の設定が正常で、ウイルスソフトやルーターなどの制限を行っていないのに、iPhone、android、iPadなどの端末から、Chrome リモートデスクトップに接続した際、「リモートのパソコンが接続リクエストに応答しません」と表示される場合があります。
「リモートのパソコンが接続リクエストに応答しません」は、遠隔される側のPCの電源が入っていない場合に表示されるのですが、PCの電源が入っていても表示される場合があります。
PCに電源が入っていて、リモートデスクトップを有効なのに接続できない場合に確認すること
パソコンの電源が入っていて、ウイルスソフトなどでブロックしていないのに、「リモートのパソコンが接続リクエストに応答しません」と表示される場合は、まず、リモートデスクトップが有効かどうか確認します。
次に、PC側でリモートの制限をかけていないか確認しましょう。
Windowsの例でいうと、リモートアシスタンスの許可です。
リモートアシスタンスの接続許可
Windowsのリモートアシスタンスの許可ですが、
まず、マイコンピューターを右クリック後、プロパティを選択します。
次に、左メニューにある、「リモートの設定」をクリックします。
上部に表示されるのこのコンピューターへのリモートアシスタンス接続を許可するにチェックをして、適用、OKボタンをクリックして設定完了です。
これでも、接続できない場合もあるかもしれませんが、多くの方が設定したのを忘れてしまっています。
つながらない場合はお試しください。