サイトのページ内にGoogle アナリティクスのトラッキングコード(解析タグ)が配置されていると仮定し、Google Analyticsを初めて使う方に簡単に画面の説明を行います。
Google アナリティクスの標準レポートの説明
Google Analyticsのログインからレポート表示
まずは、Google Analyticsのログイン画面URLへアクセスし、
メールアドレスとパスワードを入力し、ログインしてください。
正常にログインできると、マイレポート画面が表示されます。
Google アナリティクスに正常にログインできると、はじめユーザーレポートが表示されると思います。
そのユーザーレポートについて、基本的なところを説明します。
ユーザーレポートの基本的な分析
レポート画面を開くと、セッション数のグラフが表示されます。
表示する項目の切り替え
グラフ左上の各項目を選択することで、セッション数以外の様々な結果をグラフで見ることができます。
下部の各項目名グラフを選択してもグラフを変更表示できます。
項目について簡単に説明します。
ユーザー
訪問者の数(ブラウザの閲覧数)です。いろいろなページを見ても、1カウントしかされません。
ユーザー数は、新規ユーザーとリピートユーザーの両方の数がカウント
Google Analyticsのセッションとは
セッションは、閲覧者がページを開き、様々なページへいき、ページを閉じる(別サイトにいく)までがカウントされます。
朝、A氏が対象のホームページを閲覧したとします。
TOPページ→会社ページ→お問合せページ、この3ページが1セッションです。
そのA氏が夜時間をおいて、同じホームページを閲覧した場合、TOPページ→お知らせページ→ブログページ→サービスページ→お問合せページ、この5ページも1セッションです。
A氏のその日のセッション数は、合計2セッションとなります。
つまり、同じ訪問者が繰り返し訪問した場合、1回の訪問ごとにカウントされます。
ページビュー
ページビューは訪問者が閲覧したページ数の合計数のことです。
訪問数と共に重要な指標でサイト全体の傾向を捉えることができます。
平均ページビュー
平均ページビューは、訪問毎に閲覧したページ数の平均数です。
訪問者がどれだけ多くのコンテンツ(ページ)を見ているかという指標です。
平均ページビューが多い=サイトの訪問者が知りたいことが載っているとサイトいえる場合があります。
直帰率
直帰率とは、サイトに訪問後、初めの1ページ目のみで他のページを見ずに去っていた訪問者の割合です。
直帰率があまりにも高い場合は、なぜそのページが高いか分析が必要です。
平均サイト滞在時間
平均滞在時間は、訪問毎のサイトでの平均滞在時間です。
長く滞在している=しっかりとページを読んでいる、サイトを見ているということになります。
ただ、ブラウザを開いているだけということもあるので、ページ毎の閲覧時間に着目した方がより正確です。
新規セッション率
新規セッション率とは、新規ユーザの訪問率です。
新規ユーザとリピーター(=訪問が2回目以降の訪問者)の割合
リピーターが多い=サイトのコンテンツが魅力的で、繰り返し訪問したいと思われているサイトといえます。
表示する期間の切り替え
グラフを表示する期間の切り替えは、まずグラフ右上の日付を選択します。
表示したい期間を選択して適用をクリックします。
検索エンジンキーワード、参照サイトの分析
アナリティクスの左メニュー「集客」でユーザーがどのサイト、どのページから来たか調べることができます。
訪問者の参照サイトや利用した検索エンジン・検索したキーワードなどの
参照元のアクセスを確認できます。
サマリー、AdWords,ソーシャル、キャンペーンなどは、分析に慣れてからの内容となりますので、
ここでは割愛します。
すべてのトラフィック内の参照元
どのような経緯、手順でこのサイトにたどりついたかを表します。
すべてのトラフィック内の参照サイト
検索エンジン以外のサイトから移動してきたユーザーのセッション数です。
ほとんどはサイトにリンクを張ってくれているサイトで、例えばメーカーであれば、代理店や販売店のサイトなどになります。
キャンペーン内のオーガニック検索トラフィック
Yahoo!、Google、bingなど検索エンジンの検索結果からアクセスしたユーザーのセッション数が示されます。
コンテンツの分析(どのページにアクセスがあるか)
左のメニュー「行動」を選択後のメニュー内のコンテンツから、サイト内でよく読まれているのは、どのページなのか把握することができます。
上位のコンテンツを確認しよう
メニューの中から、サイトコンテンツ→すべてのページをクリックして、どのページにアクセスがあるか見てみよう。
ページ別訪問数を理解する
ページ別訪問数は、指定ページが閲覧された場合に1カウントされます。
しかし、同じページを何回みても1カウントしかカウントされません。
例↓
Aページを3回みても、1カウント
Bページを7回みても、1カウント
Google Analyticsは、上記はわかりやすいもので、他にも色々な機能があります。
使用しながら、勉強していきましょう。