Google chromeの拡張機能にhosts設定を行えるものがあります。
今回はChromeでhosts設定を行えるシンプルな拡張機能「Virtual Hosts」を紹介します。
Chromeだけでhosts設定できる拡張機能Virtual Hosts
Chromeの拡張機能Virtual Hostsのメリットとデメリット
サーバー移転などPCのhostsファイルを設定した場合、全てのブラウザで設定したIPのサイトが表示されてしまいます。
しかし、拡張機能Virtual HostsはPCのhostsファイルを編集するのではなく、Chromeのみに設定する事が可能です。
例えば、Virtual Hostsで新しいサーバーのサイトURLとIPを設定すると、Chromeでは新しいサーバーのサイトを表示されますが、firefoxでは現状のサイトが表示されます。
リニューアル前とリニューアル後で比較する場合などは便利です。
WINDOWS10のOSバージョンや権限設定により、hostsファイルの編集ができない場合や面倒な場合など試されてはどうかと思います。
PCに依存する事なく設定できるので使い方によっては便利です。
ただし、この拡張機能Virtual Hostsは、1サイト1IPしか設定できません。
Virtual Hostsのインストール
拡張機能Virtual Hostsのインストールは下記URLから追加できます。
Virtual Hostsの使い方
Virtual Hostsをインストール、有効にすると
アイコンが表示されます。
そのアイコンをクリックし、
表示されたVhosts Domainの入力欄にURLを記載(http://を除いて記載します)、
Vhosts IPの入力欄にサーバのIPを記載します。
そして、Enableをチェックすると有効になります。
有効にするとアイコンが赤くなり、ブラウザを更新すると設定したIPのページが表示されます。
チェックを外せば無効になります。
無効後、更新しても元に戻らない場合はキャッシュ削除してみると良いでしょう。
複数のIPを設定する場合はHostAdmin APP
複数のサイトをhosts設定する場合は、hostsファイルを修正する以外に「HostAdmin APP」というクロームアプリもあります。
この「HostAdmin APP」は、PCのhosts設定ファイルをアプリによって編集できるのです。
ただ1つ注意点があります。
基本は、PCのhostsファイルを編集、上書きするのでhostsファイル権限の編集が許可されていない場合は編集できません。(エラーメッセージが表示されます)
許可権限を与えてから使用しましょう。