1つのHTMLの中で、h1タグを複数使っていいかどうか、議論になることがあります。

もともと、HTML4の頃から文法的には、h1タグを1ページ内に複数回使ってもよいとされてきました。しかし、SEOのために見出しにキーワードを詰め込むような対策が増えた時期に、「h1は1ページに1つ」というやり方が定番になりました。

h1タグの書き方について

XHTMLでも、h1を1ページに1つにするという決まりはありませんでしたが、1つにするのが一般的でした。一方、XHTMLが主流となる前のHTML4で作られたページでは、h1タグが複数あるサイトがたくさんありました。

HTML5では、sectionごとにh1を使う書き方も紹介されていました。ただし、今のHTMLの仕様では、見出しのレベル(h1〜h6)をページ全体で正しく使うことがすすめられています。

そもそも、h1タグを複数使わなければならない理由はあるのでしょうか。

HTMLを順に書いていけば、ページ名などの一番大きな見出しがh1となり、h1は1つになるはずです。

複数配置してSEOに効果がある?

h1タグを複数使うケースは、HTMLを作るときに何も気にしていないか、SEOを意識しているかのどちらかでしょう。

しかし、これまでSEO対策でh1タグを複数使ったからといって、劇的に順位が上がったサイトは見たことがありません。

逆に、5つほど使っているサイトを見たことがありますが、ペナルティを受けているようには見えませんでした。

複数のh1タグはペナルティを受ける?

GoogleのJohn Mueller氏は2019年に、「h1が複数あっても、Googleのシステムは問題にしない」と説明しています。

だからといって、10個や20個使っても、順位が上がるわけではありません。

複数のh1でペナルティを受けることはありません。ただし、ページの一番大きな見出しが1つにまとまっていると、読む人にも検索エンジンにもページの内容が伝わりやすくなります。特に理由がなければ、h1は1ページに1つにしておくのが無難です。