iPhoneがいつまで使えるかは、AppleがそのiPhoneにiOSのアップデートを配信しているかどうかで決まります。この記事では、iPhone X、XS、XR、11、12について、2026年10月時点のiOSの対応状況と、買い替えの目安を紹介します。
iPhoneが「いつまで使えるか」はiOSのサポートで決まる
Appleは毎年6月の開発者向けイベント(WWDC)で新しいiOSを発表し、9月ごろに配信します。そのときに、新しいiOSに対応するiPhoneも発表されます。対象外になったiPhoneは、それ以降、最新のiOSにアップデートできなくなります。
対象外になってもすぐに使えなくなるわけではありません。Appleはしばらくの間、古いiOS向けにもセキュリティの修正を配信しています。ただし、いつまで配信するかは事前に発表されません。
機種別のiOS対応状況(2026年10月時点)
| 機種 | 発売 | 使える最新のiOS | 状況 |
|---|---|---|---|
| iPhone X | 2017年 | iOS 16 | 2023年のiOS 17で対象外。最新のセキュリティの修正は2026年5月11日のiOS 16.7.16 |
| iPhone XS/XS Max | 2018年 | iOS 18 | 2025年のiOS 26で対象外。2026年10月26日にiOS 18.7.11を配信 |
| iPhone XR | 2018年 | iOS 18 | 2025年のiOS 26で対象外。2026年10月26日にiOS 18.7.11を配信 |
| iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max | 2019年 | iOS 27 | 対応中 |
| iPhone 12 mini/12/12 Pro/12 Pro Max | 2020年 | iOS 27 | 対応中 |
2026年9月に配信されたiOS 27は、iPhone 11以降とiPhone SE(第2世代)以降に対応しています。対応機種はiOS 26と同じで、今年は対象外になったiPhoneはありません。iPhone XRはiPhone 11より前の機種のため、XSと同じく2025年のiOS 26から対象外です。
iPhone XやXS、XRは最新のiOSには上げられませんが、古いiOS向けのセキュリティの修正がAppleから配信されています。アップデートが届いたら、必ず入れておきましょう。
なお、Apple Intelligence(AIの機能)は、iPhone 15 Pro以降でしか使えません。iPhone 11や12は、iOS 27に対応していてもAIの機能は使えません。
最新の対応機種はAppleのサポートページで、セキュリティの修正はAppleのセキュリティアップデートのページでご確認ください。
最新のiOSの対象外になるとどうなる?
セキュリティの修正がいずれ届かなくなる
iOSのアップデートには、見つかった不具合や、セキュリティの弱点の修正が含まれています。古いiOS向けの修正もいつかは終わり、届かなくなると、不正なアプリやWebサイトによる被害を受けやすくなります。
アプリが使えなくなっていく
アプリは、新しいiOSに合わせて更新されます。古いiOSのままでは、アプリのアップデートができなくなったり、ログインできなくなったりすることがあります。LINEやSNS、地図などの毎日使うアプリが使えなくなるのが、買い替えのきっかけになることが多いです。
スマホ決済や銀行アプリを使う人は特に注意
スマホ決済や銀行、証券のアプリは、安全のために、古いiOSでは使えないようにしていることが多いです。クレジットカードを登録している場合や、ネットショッピングをする場合も、最新のiOSにアップデートできるiPhoneを使いましょう。
機種ごとの買い替えの目安
- iPhone X:iOS 16のままで、新しいiOSは入りません。セキュリティの修正は2026年5月のあと届いておらず、対応しないアプリも増えています。決済やネットショッピングに使っている場合は、早めの買い替えをおすすめします。
- iPhone XS/XR:iOS 18が最後です。セキュリティの修正は2026年10月にも届いていますが、いつまで続くかは発表されていません。アプリが使えなくなる前に、買い替えを考えておきましょう。
- iPhone 11/12:最新のiOS 27に対応しているので、今は問題なく使えます。毎年6月のWWDCで、次のiOSの対応機種を確認しましょう。電池の持ちが悪くなっている場合は、バッテリーの交換で長く使うこともできます。
今使っているiPhoneのiOSは、「設定」→「一般」→「情報」の「iOSバージョン」で確認できます。
古いiPhoneから買い替えるときは
新しいiPhoneへは、「クイックスタート」を使うと、古いiPhoneを近くに置くだけでデータを移せます。事前にiCloudにバックアップしておくと安心です。
使わなくなったiPhoneは、下取りに出すこともできます。手放す前に「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」から、データをすべて消去しましょう。
まとめ
2026年10月時点で、iPhone XはiOS 16、iPhone XSとXRはiOS 18が最後のiOSです。古いiOS向けのセキュリティの修正は続いていますが、終わる時期は発表されません。iPhone 11と12は最新のiOS 27に対応しています。スマホ決済などを使っている人は、最新のiOSにアップデートできるiPhoneを使いましょう。