PCやスマートフォンがいつまで使えるかはOSのサポート次第になります。
iPhoneの場合はAppleの方針以外にも、iOSの最新機能に対応できる端末かどうかもポイントになります。
先日、Appleで毎年行われているWWDC(Worldwide Developers Conference) 2019が行われ、今後、展開されるサービスやPC機器など発表されました。
そこで噂されていたiOSの最新版iOS13の機能と対応機器について発表されました。
目次
iOS13アップデートと対応端末が発表
WWDC2019でiOS13の最新機能などが発表されましたが、その中でiOS13アップデートの対応可能な端末も発表されました。
iOS13がサポートされるiPhoneはA9チップが使われている端末となります。
iPhone5sはA7チップのCPU、iPhone6はA8チップのCPUです。
つまり、iPhone5sやiPhone6は次回のiOSアップデート、iOS13の対応外となります。
iPhone6s以降の端末、iPhone6sやiPhone SE、iPhone7などはiOS13対応となります。(iPhone6SはA9チップのCPUです)
iPod touchは第6世代のiPod touchがiOS13対応外となります。
iPadはiPad Air2やiPad mini 4はチップが9ではないので微妙かと思いましたが、発表ではiOS13に対応されるようです。
iPad airはios13対応外です。
iPhone5sとiPhone6が一緒にサポート外になるとは。
iPhone5sやiPhone6の端末は
iPhone5sやiPhone6がiOS13の対応外となりますが、いつまで使えるのでしょう。
そのiOS13の公開、アップデート予定日は2019年秋に予定されています。
追記:iOSの公開日が正式に決まりました。
2019年9月20日の予定です。
参考元:iOS13 アップル公式サイト
よって、iPhone5sやiPhone6は2019年9月20日までは安全に使う事ができます。
9月20日以降、iPhone5sやiPhone6ではOSアップデートが出来なくなります。
OSはサポートされなくなりますのでセキュリティーを考えると使うべきではありません。
OSが古いまま使い続けるとどうなる?
OSが古いままiPhoneを使い続けるとどうなるかというと、最悪の場合、iPhoneがハッキングされる危険性があると言われます。
iOSは新しくアップデートされる際にOSプログラムのバグを修正したり、「パッチ」と呼ばれる新しいセキュリティの強化も数多く行われます。
セキュリティの強化はハッカーなどの攻撃やウイルスやマルウェアなどの脅威からスマホ端末を保護するために必要なものです。
アップデートを行わない場合、最新のパッチが適応されないので、iPhoneは危険な状態にさらされます。
古いiOSも一定期間アップルのサポートは行われる
アップルは古いOSのソフトウェアのセキュリティアップデートを一定期間サポートします。
期間は決まっていないですが、そのサポートが行われるうちはOSは守られます。
ただし、アプリは最新のIOSにアップデートしていくので不具合が起きる可能性があります。
スマホ決済を行っているユーザーは買い替え必須に
新しいiOSが登場すると、iPhoneのアプリケーションはiOSに合わせて対応する必要があります。
アップグレードしなければアプリで誤動作が起きやすくなります。
インスタグラムやLINEなどを頻繁に使う方もそのままというわけにはいきません。
そして、最近ではスマホ決済を行っている方も増えています。
メルペイなどのiPhone7からの対応なので問題ありませんが、LINE Payやpaypay、楽天PayなどはiPhone6などで行えます。
スマホ決済やクレジットカードの登録、スマホで通販サイトから買い物をする方は古い端末、スマートフォンを使う事は非常に危険です。
最後に
iPhone5sやiPhone6、iPad airを決済などで使っている方は今年2019年の秋ごろには買い替える必要があるかもしれません。
しかし、iPhoneの価格はiPhone6の時より大分価格が上がってしまいました。
大手3社で端末0円キャンペーンが行えなくなりましたし、周囲のiPhoneユーザーもiPhoneでなくても良いという声もあります。
この秋以降、日本でiPhoneシェア率が大きく変わる可能性があるかもしれません。
使えなくなったiPhoneは音楽プレイヤーなどで利用する事も可能です。
まだ、予定の段階ですが、iPhone5sやiPhone6をお持ちの方は秋前に買い替えを考えましょう。