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WordPressのtarget=”_blank”でrel=”noopener noreferrer”が挿入される

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4月公開のワードプレス4.7.4から、フィッシング詐欺のTabnabbing対策で、リンクにtargetで_blank設定すると、rel属性にnoopenerとnoreferrerが自動で挿入されるようになりました。

noreferrerの影響について

referrer(リファラー)は、Webサイトにトラフィックを送信している外部サイトを教えてくれます。

つまり、noreferrerを設定してあるサイトからのリンク元の参照ができなくなり、GOOGLEアナリティクスなどでの、アクセス解析のリファラー数の参照に影響があると思われます。

また、4.7.4公開後、海外の掲示板でも話題になりましたが、Amazonのアフィリエイトを使用している場合に影響があります。Amazonアソシエイトは、リンクのreferrerで発信元を取得する必要があるため、noreferrerがあると、情報が取得できず、クリックされたのに課金の対象にならないのです。

リンクにrel=”noopener noreferrer”の追加されないようにするには

relにnoopenerとnoreferrerが自動で追加されるのは、

・新規、ビジュアルモードでリンクを別タブ表示でtarget_blankを付ける
・ビジュアルモードで過去の投稿、ページを更新する(target_blankが付いたリンクにnoopenerとnoreferrerが追加される)

テキストモードで更新する場合は追加されません。

本来は、フィッシング詐欺のリスクを回避するために追加されたものですが、クリック収益が減るのですから「こんなものを追加しやがって!」と怒るのもむりもないと言えます。

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