ワードプレスの投稿、カスタム投稿などをSNSに表示するプラグインはいくつかありますが、中でも、設定が簡単なのがJetpackです。
しかし、設定が簡単なJetpackですが、OGPの設定に注意が必要です。
JetpackではOGPの設定が細かく設定できない場合がある
JetpackでOGPの設定は行えます。行えますが、2016年12月現時点のバージョンでは、管理画面の設定画面からは行えません。
そして、このOGPは、デフォルトの設定で自動で吐き出されます。
OGPが重複する
ワードプレスで使用するテンプレートが、自分で作成したものではなく、購入したテンプレートやSEOを考慮したテンプレートものである場合、テンプレートのOGPとJetpackのOGPが意図しない形で2重で表示される場合があります。
そのOGPは、どちらか削除するとしたら、JetpackのOGPを削除した方がいいでしょう。
JetpackのOGPを非表示に
OGPを二重に表示しないようにするには、JetpackのOGP「All in One SEO Pack」プラグインのSNS設定を使用するか、functions.phpへの追記が有効です。
まず、All in One SEO PackでOGPの設定を有効にすると、JetpackのOGPは表示されなくなります。
しかし、All in One SEO Packは、多少、動作が重いプラグインでもあるので、使用したくない場合は、下記のfunctions.phpの記載が有効です。
functions.phpの設定
下記のコードを、functions.phpに記載すればOKです。
add_filter( 'jetpack_enable_open_graph', '__return_false' );
※2016年現在のバージョンの設定になります。Jetpackのバージョンアップに伴い、設定は変更になる場合があります。
meta descriptionも重複表示される場合
以前のバージョンでは、デフォルトの機能ではありませんでしたが、
バージョン5.0から、無料でも、JetpackのSEOツールが使用できるようになったようです。
これが設定されていると、meta descriptionも2重に表示される場合があります。
JETPACKを無効にして、タグが1つになる場合は、Jetpackが原因かもしれません。
Jetpackの設定画面を確認する
SEOツールが設定がされているか確認するには、下記の手順で確認します。
設定画面の一番下、Debugをクリック
↓
Jetpack デバッグセンターの最下部にある「お使いのサイトで使用可能な Jetpack モジュールの全一覧にアクセスします。」をクリックします。
↓
表示の有効にSEOツールが表示されている場合は停止してみましょう。