PHPフレームワーク「Cake php」[Symfony] 「Laravel」のバージョンを確認する方法です。
「Laravel」のバージョンを確認する方法
PHPフレームワークで人気の「Laravel(ララベル)」
Laravelのバージョンを確認する方法を紹介します。
artisanコマンドでLaravelのバージョンを確認する
コマンドラインで確認する方法です。
SSHなどでサーバーに接続します。
アクセスしたら、「cd」コマンドでLaravelのプロジェクトがあるディレクトリに移行します。
ディレクトリに移行したら
php artisan -V
のコマンドを入力して実行してください。
Laravelのバージョンが表示されるはずです。
同じ内容のコマンドで「–version」
php artisan --version
でも同様にバージョンを確認できます。
composerでLaravelのバージョンを確認する
composerでもLaravelのバージョンを確認できます。
composer show -i | grep "laravel/framework"php artisan -V
を入力して実行してください。
FTPでcomposer.jsonファイルを確認する
Laravelのメジャーバージョンを確認するだけならFTP接続でも確認可能です。
FTPソフトでアクセスしてLaravelのプロジェクトがある初期ディレクトリにある「composer.json」を開きます。
「laravel/framework」のところにある記載がLaravelのメジャーバージョンになります。
composer.jsonだとマイナーバージョンが表示されないこともあるので、artisanコマンドで確認することをおすすめします。
「CakePHP」のバージョンを確認する方法
フレームワーク「CakePHP」のバージョンを確認方法を紹介します。
VERSION.txtファイルでCakephpのバージョンを確認する
CakePHPのバージョンを確認する方法で簡単なのが、VERSION.txtファイルでCakephpのバージョンを確認する方法です。
SSHでもFTPでもいいので、下記にあるファイルを開けばCakephpのバージョンを確認できます。
CakePHP3系、CakePHP4系のVERSION.txtファイルの場所
/vendor/cakephp/cakephp/VERSION.txt
ファイルを開くと
///////////////////////の下、最下部にバージョンが記載されています。
イメージだと「4.2.8」です。
CakePHP2系のVERSION.txtファイルの場所
CakePHP2系のVERSION.txtは、cakephpを設置したルートディレクトリのlib/Cake/以下にあります。
/lib/Cake/VERSION.txt
ファイルを開くと
バージョンが確認できます。
「Symfony」のバージョンを確認する方法
「Symfony」はECオープンソースシステム「ECCUBE4」でも使用されているPHPフレームワークです。
「Symfony」のバージョンを確認する方法で簡単なのが、サーバー内のKernel.phpファイルを確認する方法です。
Kernel.phpでSymfonyのバージョンを確認する
Kernel.phpファイルはサーバーにインストールしたsymfonyのルートディレクトリの
/symfony/src/Symfony/Component/HttpKernel/Kernel.php
にあります。
Kernel.phpを開くと
「public const VERSION」と記載されているところがあります。「public const VERSION」の横に記載されているのがsymfonyのバージョンです。※イメージだとsymfonyのVERSIONは「5.4.10」です。
PHPフレームワーク「Cake php」「Symfony」「Laravel」のバージョンを確認する方法の紹介でした。
※コマンドラインはWIndows10や11ならSSHソフト、linuxやMacPCならなら端末、ターミナルなどでアクセスが必要です。