Windows 10のアップグレードは、よっぽどの事がない限りスムーズに進みます。
会社や個人のデスクトップPCでも問題ありませんでしたが、個人のノートPCで試したところ、1台のPCでWindows10のアップグレードに失敗しました。
通常のWINDOWS7→10アップグレードから行ったのですが、再起動エラーがおこった後、ダウンロードしたISOから試しても同じエラーとなりました。
個人用ファイルのみ引き継ぐ選択については失敗するケースがある
何度か試したところ、「個人用ファイルのみ引き継ぐ選択について」を選択して失敗するようです。
0xC1900101-0x30018というエラー。
メッセージは、「0xC1900101-0x30018」「SYSPREP操作エラーが発生したため、インストールはFIRST_BOOTフェーズで失敗しました。」
国内外のMicrosoftのフォーラムを見てみると、このエラーは、WINDOWS7からWINDOWS10にアップグレードする時に表示されるエラーのつのようです。
どうやら、WINDOWS10に対応していないアプリ、ウィルスソフトがなどが関係しているようです。
試しに、ノートPCにインストールしてあるウィルスソフトも削除してもダメです。
個人用ファイルのみ引き継ぐ選択でアップグレード可能になった
よくわからないので、アプリを引き継がない設定、「個人用ファイルのみ引き継ぐ選択」で試してみる事に。
インストール画面まで進んだら、引き継ぐものを変更を選択します。
通常は、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」ですが、「個人用ファイルのみ引き継ぐ」を選択します。
しかし、アプリが全て削除されます…
Windows10アップグレード後はアプリをインストールしなおし
これでWindows10アップグレードが正常にされました。
ただし!GOOGLE Chromeも含め、インストールされていたアプリは全てなくなりました。
※プライバシー設定なども再設定です。
また、ディスプレイドライバーがMicrosoft用に変更されたため、ブルーライト対策の夜間モードが無効になりましたが、
デバイスマネージャーのディスプレイドライバーの更新で設定可能になりました。
アプリ、ソフトがあまりインストールされていないPCなので試せましたが、設定が面倒なソフトが入っている場合は、フォーラムなどで情報を集めましょう。
WINDOWS7からWINDOWS10にアップグレードしたPCは、いろいろと不具合が起きたりします。
Windows10アップグレードでうまくいかない場合は色々ケースがあります。
エラーでアップグレードできなくても、個人用ファイルとアプリを引き継ぐのところで、アプリを引継ぎしなければ、正常にWindows10にアップグレードできる場合があります。
もし、上手くWindows10にアップグレードできない場合、アプリをインストールしなおしで行っても良い方は1度試してみてはいかがでしょうか。