こちらの新サーバー簡単移行機能は新サーバーへの移行作業が完了したためなくなったようです。
2016年11月以前に契約したエックスサーバーの旧サーバーを新しいサーバーに移行できる機能が実装されたとアナウンスがありました。
この度エックスサーバーでは、旧仕様サーバーから、基盤システムを刷新した最新サーバー環境へ簡単に移行できる「新サーバー簡単移行」の提供を開始しました。
— レンタルサーバー【エックスサーバー】 (@xserverjp) 2016年11月29日
手動で移行できる「新サーバー簡単移行」機能がinfoパネルに追加されています。
いくつか注意点があります。
まず、簡単移行を利用するとIPが変わります。
ネームサーバーがエックスサーバーのものを指定していないと表示されない可能性があります。利用する前にネームサーバー、DNSを確認しましょう。
次に、移行先サーバーにコピーされるデータですが、
サーバーパネルで設定している内容、サーバーアカウント内に設置するデータをすべてコピーします。
とありますので、データベースも含めコピーされますが、一部コピーされないものがあるようです。
移行先サーバーにコピーされない設定・データ
共有SSL設定
アクセスログ、エラーログ
自動バックアップで取得したバックアップデータ
パーミッション設定によりユーザー権限でアクセスが不可なディレクトリ(フォルダ)、ファイル移行元サーバーがsv30~sv49.xserver.jpの場合
提供するサーバーシステムの仕様上、以下の各機能の設定内容は、移行先サーバーに引き継ぐことができません。メール転送設定
迷惑メール設定
自動応答設定
SMTP認証の国外アクセス制限設定
メールの振り分け
移行先サーバーで引き続き以上の各機能をご利用になる場合は、「サーバー切り替え」を完了した後、サーバーパネルにて改めて設定を行ってください。
権限でコピーできるかどうか確認した方がよいでしょう。
簡単移行を利用できないケースもあるので利用する場合はご注意を。
対象のサーバーアカウントにおいても、以下のいずれかに該当する場合、「新サーバー簡単移行」はご利用になれません。
最新サーバー環境で非対応のPHPバージョンが選択されている場合
独自SSLの発行申請中の場合
IPアドレスベースの独自SSL設定が存在する場合
サーバー利用期限が1ヶ月以内の場合
その他、移行作業で引き継ぐことができない設定情報が存在する場合
『ハードウェア大幅増強・最新サーバー環境への移行メンテナンス』の作業実施直前に設ける受付停止期間中の場合
『ハードウェア大幅増強・最新サーバー環境への移行メンテナンス』の作業が完了した場合