CSVファイルをExcel(エクセル)でインポートする場合、文字表示で問題が生じる可能性があります。
代表的なのがExcelでCSVファイル読み込むと0が消える(0落ち)現象です。担当者番号や電話番号など0を残してExcelでCSVをインポートし編集したい場合の読込方法を紹介します。
Excel2019、2020、365でCSVファイルの0が消えてしまう場合の対処方法
Excel2019、それ以降のバージョン、Excel2020,Excel for Microsoft 365でCSVファイルの0が消えてしまう場合の対処方法を紹介します。
Excelで新規→BOOKを作成します。
新規を「空白のブック」をクリックしてください。
→
メニューの「データ」をクリックし、下に表示されるサブメニュー「テキストまたはCSVから」をクリックします。
データの取り込み画面が表示されます。読込するCSVを選択して「インポート」ボタンをクリックしてください。
CSVインポート後のデータが表示されます。右下にある「データの変換」をクリックします。クリックすると「Poewr Queryエディター」が開きます。
「Poewr Queryエディター」が開いたら
0が消えている列を選択→上部メニューにある「データ型 整数」を順にクリックします。
テキストを選択します。(テキスト)
選択すると「別タイプの変更」確認画面が表示されます。
選択されたままの状態で「現在のものを置き換え」をクリックします。
正常に変更されると「データ型 整数」が「データ型 テキスト」に変わり、
0が表示されることを確認したら、
「Poewr Queryエディター」のメニュー「閉じて読み込む」をクリックします。
EXCELブックのセルに読み込まれたCSVのデータに0が残っているか確認してください。
Excel2016でCSVファイルの0が消えてしまう場合は
Excel2019以前のバージョン、Excel2016などでCSVファイルの0が消えてしまう場合はテキストファイルウィザードを使用してファイルを読み込みます。
まず、新規にBOOK画面が開いた状態にします。
Excelメニューの「データ」→「テキストファイル」を順にクリックして
読み込むCSVを選択してインポートしてください。
CSVファイルを選択するとテキストファイルウイザードが表示されます。
CSVファイルで区切られている文字に設定を選択して「次へ」をクリックします。
CSVで区切られている区切り文字を選択して次に進みます。(画面はカンマを選択した例です)
0を残したいデータの列を選択して、列のデータ型を「文字列」を選択します。
データを挿入するセルを指定して「OK」をクリックするとCSVデータが挿入されます。
セルに読み込まれたCSVのデータに0が残っているか確認しましょう。
このテキストファイルウィザードは古くからあり、Excelの古いバージョン2003や2007でも使用されています。
設定を変更することでExcel2019や2020でもテキストファイルウィザードを使用できますよ。
以上、Excel(2016~2020)でCSVファイル読み込みで0が消えた場合の回避方法の紹介でした。